時代を超えて 心に響く言葉を ノートに書きためています。
若いときに書いたものに 新たに感動することもありおもしろいです。
中原淳一氏の言葉から 秋の装いについて書かれたものを紹介します。
本当の秋になりました。
しっくりと気に入った 秋の服を
身につけたいと思う季節になりました。
洋服のお出来になるお姉さまにでも
教えていただいて 羽織るものを作ってみたら
あなたの この秋が
どんなにか 楽しくなることでしょう。
新しい布地をおねだりして
素晴らしいジャケットを作ったら
それは 嬉しいに決まっていますけれど、
もう 着られなくなったと思っていた古いものから
あなたのちょっとした思いつきで
可愛い素敵なジャケットが出来上がったとしたら、
だんだんと 寒くなっていくことも
むしろ 楽しみであり、喜びになるではありませんか。
いつまでも 一つのものを長く着るということは
あなたの思い出を
あたためていることになります。
そうして 懐かしい 秋の暮れを
しきつめた 木の葉の路をふんで
蒼空に 彩り豊かに あなたの感情を
楽しく飾りましょう。
中原淳一
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