冬休みに入っても、娘たちが午前中部活動や塾にいそがしそうです。
大掃除はもうすこしあとで~なんて 宿題を後回しにして遊びに行くように プールにでかけています。
今日は、となりのコースを泳がれていた70代の女性のこと。
「毎日来てるの?お若いから元気がいいなあと思って。」と気さくに声をかけていただいて、お話は始まりました。
「私 若く見えるでしょ。でももう80のおばあさんなの。」そういう笑顔は ちょっといたずらっぽくてチャーミング。
「来月お誕生日で 家族で 旅行にいくのよ。だから、動かなくっちゃ~と思って、家から一番とおいここにきているの。」
「そうなんですか。気を付けて体を動かされているんですね。」
「そうよ~。毎日運動のために、今日はなにしてあそぼうかなあって思っているのよ。一人でツアーでオーロラもみたわよ。」とまた、笑顔。
「でも、今そうできるのって、お若いときはお仕事やご家庭のことをいっしょうけんめいされたから・・・ですよね。すごいです。」
「そうね。使うばかりではお金はたまらないからね。私は 50くらいまでは街にでないようにしていたわね。見るとほしくなってしまうから。」
「そ、そうなんですね。」
「あ、子供の服でもセーターでも とにかく私のお古のお洋服でつくりなおしてたわ。」
・・・・ ここで、あらためて 私はこの女性のお話を真正面から聞く準備をしました。
「セーターは・・・・・」
「私や主人のセーターをほどいてつくったり、昔は機会編みの単純な機械をつかって ザーザーってあんだら、あっというまに可愛いのができてたのしかったのよ。」
(*^_^*)
「いいですね。。。。。。難しくないのでしょうか。」
「今みたいにコンピューターとかなくて、手で一段ずつ糸をはずしたりかけたりして 模様もつけたりして。」
「いいですね。。。。。。使ってみたいです。」
「まあ、がんばんなさいね。楽しいわよ。年とるのも。」
なんとも 本当に 素敵な女性です。
きらきらと輝くのに 年齢は関係ないのかも。
人生の先輩から 生き方の極意を教えていただいたようで、とてもうれしかったのでした。